証診断をするには、お腹にある各経絡の診断点(各経絡ごとのポイント)を圧した際の反応を診ていきます。
圧した際「全身に気が広がる経絡」が、治療すべき(気が不足している)経絡になります。
感覚が鋭い患者さんの言葉を借りれば「癒しが体中に広がってくる」ということになります。
この「独特な感覚」を感じ取る為には「我を捨てて、原始感覚(第六感)を働かせる」必要があります。
証診断は「瞑想」や「禅」と通ずるものがあるように感じます。
また、スポーツでの「ゾーン」の状態で臨むと、この「独特な感覚」がわかるようになってくると思います。
証診断はマスターするのが難しい技術です。
伝えることもとても難しいのですが、タオ療法の遠藤先生が著書のなかで詳しく述べています。
とても素晴らしい内容ですので、興味がある方は是非参考になさって下さい。