{肝経}
(働き)
・栄養を貯蔵して、活力を養成します
・エネルギーを確保して、全身の精力や活力を維持します
(肝経が滞ると)
・気分が衰えたり、急にやる気を出したりする ・癇癪を起しやすく、雑音が気になる
・感情が高ぶりやすく大声を出したくなる ・目の輝きを失い、黄色く見えたり、立ちくらみがする
・原因不明の発熱 ・動作がぎこちなくなる ・精力減退 ・前立腺、睾丸の障害
・仙骨、尾骨の痛み ・胸脇が苦しい ・食欲不振 ・全身疲労
・右季肋部の圧迫感 ・吐き気、頭痛 ・関節に力がない ・痔痛
(なぜ肝経が滞るのか)
・無理して、疲れがたまっている ・暴飲暴食
・アルコール、薬、食品添加物などの過剰摂取
(所属器官){肝経、胆経共通}
・肝臓 ・胆管 ・消化腺(甲状腺、唾液腺、膵腺、胆汁、腸腺)
・目の黒目 ・筋膜 ・関節 ・腱 ・アキレス腱
(参考文献)増永静人 1974「指圧」医道の日本社 1975「スジとツボの健康法」潮文社
遠藤喨及 2011「タオ指圧、東洋医学の革命」ヒューマンワールド