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肺経とは

経絡とは気の通り道であり、大きく12種類に分類されます。

この12種類の経絡1つ1つに役割があり、心身のあらゆるものに影響を与えています。

そして、それが滞った際も、起こる症状が1つ1つ違います。

それでは各経絡について、説明していきます。

{肺経}

(働き)

・呼吸により気(エネルギー)を取り込み、これを人体の気にします

・それは外界適応の活力になります。

 

(肺経が滞ると)

・気を病んで胸が詰まる ・活力がなくなって溜息が出る ・肩背が凝って頭が重い

・めまい ・呼吸器疾患  ・ガス中毒  ・猫背 ・顔色が悪い

・他者を受け入れたり、外部と交流するのが苦手になる

 

(なぜ肺経が滞るのか)

・呼吸が浅い ・汚れた空気を吸う ・喫煙

・ため息をつくようなストレス ・自閉的

 

(所属器官){肺経、大腸経共通}

・皮毛 ・白目 ・喉(気管)・皮孔(皮膚呼吸)

・毛根(汗、脂分泌) ・肺 ・大腸  ・肛門

 

(参考文献)増永静人 1974 「指圧」医道の日本社  1975「スジとツボの健康法」潮文社

遠藤喨及 2011「タオ指圧、東洋医学の革命」ヒューマンワールド

 

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