胴体の動きは以下の3種類に分類されます。
(1)丸める、そらす (2)側屈 (3)捻じる
骨盤(仙腸関節)は(1)(2)(3)の動作に対応した動きをしています。
すなわち、骨盤は動作の種類によって違った動きをしているのです。
骨盤は、人によって動かしやすい方向と、動かしにくい方向があります。
それは骨盤の関節(面)の形によって、大きく影響をうけます。
この骨盤の動きの質が、適性のあるスポーツ、プレースタイルなどにも影響を与えています。
例えば、黒人は腰(椎)のカーブが大きく、骨盤(仙腸関節)は前後に動きやすい傾向にあります。
日本人は、腰(椎)のカーブが小さく、骨盤(仙腸関節)は上下に動きやすい傾向にあります。
短距離走で日本人が黒人に勝てないのは、このことが関係しているのかもしれません。
準備運動に骨盤体操を取り入れ、胴体の動きを高めてみて下さい。
今までと違った動きが出来るはずです。