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経絡指圧で治療するコリ(2)

経絡指圧は「他(の部位)にも影響を与えるコリ」をとっていくことで心身の全てを向上させることを目的としてします。

 

では、どのように「他にも影響を与えるコリ」をとっていけば良いのでしょうか?

「他にも影響を与えるコリ」を正確に圧すと独特な反応(響き)があります。

この反応がおこれば「他にも影響を与えるコリ」にアプローチをかけれている、ということになります。

基本的には、この反応がおこるコリを治療していけば良いのですが、コリが奥に入りすぎた場合は反応はおこりません。

奥に入り込んだコリは治療することは困難なのです。

 

このような場合、反応がおこるコリを丁寧に治療していきます。

すると、これらのコリがとれて、深いところにあるコリが徐々表面にでてきます。

この作業を繰り返すことで、更に深いところにあるコリが表面にでてくるのです。

よって経絡指圧は「玉ねぎの皮をめくっていく」ように治療している、ともいえます。

 

長年かけてつくった(奥に入った)コリは簡単にはとれません。

当然、「浅いところにあるコリ」より「深いところにあるコリ」をとるほうが時間もかかります。

しかし、「玉ねぎの皮をめくっていく」ように地道に治療を続け、症状の原因のコリまでたどり着くことが出来れば、症状を根本から改善することが出来ます。