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野球のピッチャーにおける身体の使い方

経絡の紹介の途中でしたが、高校野球シーズン真っ只中ということで、今回は「ピッチャーの身体の使い方」を書いてみたいと思います。

 

ピッチャーのとって重要な身体的要素は、「パワー」「身体のスムースな連動」があげられます。

これらと比べると忘れられがちですが、これらと同様に重要な要素に「関節のバネ」があります。

ピッチャーは、下半身の力を背骨を通して、上半身に連動させボールを投げます。

ピッチャーが使う「関節のバネ(上半身)」は(1)背骨(2)背骨と肋骨をつなぐ関節(3)肩甲骨(4)肩関節(5)肘(6)手首(7)手のひらの関節(8)指の関節です。

(1)から(8)までが順番に連動してボールを投げます。

そして、この番号が小さいほど、小さな動き(バネ)で大きな動き(パワー)を生み出すことになります。

よって、(1)(2)は投球するうえで「非常に重要な関節」ということになります。

その割に(1)(2)は忘れられている気がします。

 

整体でも(1)(2)はとても重要な関節です。

そして残念なことに、動きが悪くなっている方が多い関節です。

(1)(2)の動きを良くすると、上半身のあらゆる関節に良い影響を与えることが出来ます。

ピッチャーの方が、これらの関節の動きをよくすると、今までより1ランク上の投球ができるかもしれませんよ。

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