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スポーツにおける、背骨のインナーマッスルの重要性2

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背骨を連動させ、しなやかに動かすための筋肉は回旋筋と言います。(多裂筋も重要)

背骨についている筋肉の一番内側にあり、背骨の微調整をしています。

 

背骨の一つ一つの骨(椎骨)の動きは、本来大きなものではありません。

しかし、背骨を構成する26個の骨が目的に向かってしなやかに動けば、大きなスピードとパワーを産み出します。

その調整を行うのが回旋筋というわけです。

そしてこの回旋筋を高いレベルで使えるようになると、体のなかに目に見えない軸が通ってきます。

 

実際、回旋筋を高いレベルで使えている選手は多くありません。

なぜなら、間違ったトレーニングで背筋を鍛えすぎると回旋筋はうまく使えなくなってしまうからです。

この様な選手の背骨の動きを診ると、硬く弾力がなくなっています。

 

一流の選手の多くは回旋筋を高いレベルで使えています。

それは背骨~四肢の連動をスムースに行うために本能的に使えるようになるのでしょう。

一般の選手でもきちんとしたトレーニング法を行なえば、回旋筋を高いレベルで使えるようになります。

*骨盤と腸腰筋がしっかり使えていることが前提。