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スポーツにおける関節、筋肉の連動(2)

身体の連動で、最も重要かつ差が出やすいのが胴体の動きです。

すなわち、骨盤(仙腸関節)、背骨、その周りの筋肉の動きが全身の連動に最も重要なポイントになります。

 

優秀なスポーツ選手の骨盤、背骨をチェックしてみると、動きが良く、弾力もあります。

一方、そうでもない選手は、動きも悪く、弾力もないことが多いように感じます。

ひどいときには、動かなくなっていることさえあります。

これでは、身体の連動が上手くいくわけがありません。(全身の力を使うことが出来ない。)

 

優秀なスポーツ選手でも一時的に骨盤、背骨の動きが悪くなることもあります。

当然プレーのパフォーマンスも低下します。

骨格調整を行うことで改善することもありますが、重傷の場合は簡単にはいきません。

この場合は経絡治療を行ないます。

どの経絡が最も影響を与えているのかを見極め、動きの悪くなる原因を取り除いていきます。

そうすることで、骨盤、背骨の弾力は改善します。

 

大きな大会に臨む際、直前まで骨盤、背骨が動いていた選手が、緊張やプレッシャーで動かなくなることも多々あります。

優勝候補が力を発揮できずに敗れるのは、このようにして骨盤、背骨の連動が上手くいかなくなることに原因がある場合が多いように感じます。

逆に心と身体の調整が上手くいき、身体の連動がスムースな状態で大会に臨んだ選手は、思いもよらない好成績をあげるものです。