現在のスポーツ界では、「体幹トレーニング」が重要視されています。
書店に行くと、「体幹トレーニング」の本を何冊も見かけます。
確かにスポーツ選手は、体幹が強くなければ成功は難しいといえるでしょう。
しかし、強いだけでは不十分です。
一流の選手は、体幹の力を(背骨を通し)スムースに連動して、四肢(脚や腕)に伝えます。
この連動が「スムース」に「しなやか」に行われると、その動作はとても美しく見えます。
一流の選手の動きが美しく見える秘訣は、背骨に隠されているのかもしれません。
背骨をスムースに連動させるために最も重要な筋肉は、いわゆる背筋といわれる筋肉の一番奥にあります。(背骨のインナーマッスル)
そして背骨の一つ一つを繋いでいます。
この筋肉は細く、力も弱いため、スポーツの世界では無視されることが多いのが現状です。
でも実はこの筋肉にこそ、(野生の動物のような)しなやかで力強い動きの秘訣が隠されているのです。